【最終227位】サザンフゴーパトラ【SVシングルシーズン3】
軸の3体のみ記載
【構築経緯】
加速瞑想アシパのクエスパトラが3タテ量産機でめちゃんこ強いので全力介護したい
↓
襷で止まらないためのステロ撒き、瞑想を積むための壁張りを加えて基本選出としたい
↓
優秀な自主退場技である置き土産を覚え、更にはアンコや挑発で展開阻害されないサーフゴーを壁張りに
↓
サーフゴーとの相性補完に優れるだけでなく電磁波でのS操作で壁張りの補助までできるサザンドラをステロ撒きに
↓
基本選出サザンフゴーパトラ完成
サザンフゴーパトラの対応範囲が広かったためほぼほぼこの選出しかしなかった
※他の3体について
サーフゴーを起点に積まれてしまう負け筋があり、ヘイラッシャとドオーを見せポケとして置いたが基本出さなかった
@1は気分で変えていたし基本出さなかった
【個体解説】
初手率100%
ステロや電磁波をバラ撒くだけでなく、まひるみで有象無象を突破できるパワーも持っていた
最後っ屁として竜星群を採用したがあまり警戒されず、瞬間火力の押しつけで数的有利を取れることも多かった
まず考慮されることのない霊テラスを切ることで神速やマッパを透かしてたまーに気持ちよくなってた
サザンドラから繋ぐ壁張り
セグレイブと対面するケースが頻発したため準速セグレイブ抜きまでSを振った
壁を見せた時点で悪巧みを積みにサーフゴーバックされることが割とあり、咎めるためにシャドボを搭載した
サーフゴーはテツノドクガにめっぽう弱く起点を作りにくいため、炎テラスを切って無理矢理起点を作るプレイングは覚えておきたい
絶対的エース
アシパ、悪に通るサブウェポン(今回は闘テラバ)、瞑想までは確定で、欠伸やトリックを防げる身代わりも準確定
壁ターンを無駄にせず必要最低限だけ瞑想してさっさと攻撃に移る
氷柱針や炎の舞を半減できる炎テラスや、氷柱針やジェットパンチを半減できる水テラス(水テラスの場合はサブウェポンはマジカルシャイン)も強いと思うが、悪テラスチョッキドドゲザンがどうしても重かったため闘テラスとした
特に炎テラスはドドゲザンとイルカマンさえ考えなければ闘テラスより簡単に勝てる場面は多い、クエスパトラの他に強いエースを思いつければ炎テラスでいいと思う
【結果】
サザンフゴーパトラの選出を99%してレート2107でフィニッシュ
3体でしか戦ってないので残りの3体が上手くまとまればもっと上を目指せるはず
S4では違う構築を組もうかと思っていたがアプデによりテラピース節約できなくなる問題が勃発
テラピース不足により同じ構築を使い続ける可能性が出てきたため軸の動かし方などを記録したく、備忘録としてひっそりとサブブログに残す
【最終151位】ネクロダイナWコスパ
【要点】
・初手のびっくり一般ポケモンで試合のテンポを握ってコスパ伝説で詰める。
【個別解説】
初手枠その①。
ラキハピで止まらない珠サンダーを使いたかったので化ボルトを起用。
主に初手ダイマで1匹持って行き、後続に電磁波を刺し伝説のコスパの起点を作る。
特化ザシのじゃれ+石火+ダイマ珠ダメ×2を耐えられる確率83.59%。
珠ダイジェット+珠ダイサンダーで大体のザシを倒せる。
初手枠その②。
渦潮滅びと8ターン壁が魅力。
キョダイセンリツや守るを駆使して渦潮滅びで数的有利を作ってもいいし、滅び最終ターンにセンリツして自主退場して伝説のコスパの起点を作っても良い。
相手の欠伸展開を拒否したいので特性はうるボ。
低火力相手にはダイマ切らないことも多々あった。
コスパ伝説その①。
オーガやイベルを意識してD厚め。
コスパの弱点は急所なので毒毒で長いターンは掛けたくない、威力重視の大魔法と放射を選択。
このダイナではゼルネ、日ネク、レヒレ入りが苦手なのでそれらが見えたら日ネクを選出。
コスパ伝説その②。
相手の地震日ネクを意識してB厚め。
持ち物は残飯も候補だったが長いターンの試合運びをすると急所で刈り取られる、弱保で短期決着を狙う。
この日ネクではオーガ、イベル、黒バド、悪ラオスといったKPが高いポケモンが苦手のため選出率はそこまで高くない。
コスパ伝説が急所でやられた際の保険として3体目に添える。
欅が余っているので欅でもよい。
上記の5体でやりたいことは大体出来たので地面枠として適当に誰か入れたかった。
ネクロダイナがドランを苦手とするため、AD厚い脂肪鉢巻マンムーでドラン入りをぐちゃぐちゃにしようと思い採用。
ただしドラン入りには1回しか当たらなかった。
最終日に2連続でブラッキーに当たりぼこぼこにされたのでマンムーを後述のイワークに変えようとしたが、鉢巻馬鹿力でなんとかなりそうだと気付いたのでそのままマンムーを使い続けた。
ブラッキー絶許枠。
ブラッキーとイワークが対峙したらまず欠伸なりイカサマなりから入ってくるはず。
通せん坊硬くなるで優勝する。
結局使われなかった幻の6人目(シックスマン)。
【選出】
◯最も多い選出
・化ボルトorラプ+ダイナ+メタ
◯次に多い選出(同率2つ)
・化ボルトorラプ+日ネク+メタ
・化ボルトorラプ+ダイナ+日ネク
上記3パターンが大半。
少ないながらこれ以外のパターンもあり、相手に合わせて柔軟に選出していた。
【総評】
◯良
・初手ボルトラプの型が読まれにくく役割を遂行しやすい。
・起点作った後のコスパ伝説の詰め性能が高い。
・なるべく急所に当たらないプレイングを心掛けるが、当たったとしてもメタモンで切り返せる。
・試合数稼げば最終100位以内には入れそうな構築パワー。
◯悪
・最上位のザシはじゃれ持ちが少なく化ボルトに巨獣を撃ってきがち、石火と合わせて落とされることが多かった。
・こっちのダイナは相手の日ネクに弱く、こっちの日ネクは相手のオーガ、イベル、悪ラオスに弱い。そのため日ネク+オーガorイベルor黒バドor悪ラオスの選出されるのが大分きつい。
・試合数稼いでも最終10位以内には入れなそうな構築パワー。
◯戦績
・最高順位110位くらい最高レート2010くらい
・最終順位151位最終レート1973
【今後に向けて】
◯構築改善するなら
本構築の課題として、日ネクが苦手とするポケモンのKPが高い。
そもそもダイナが出しにくいのがゼルネ、日ネク、レヒレ辺り。
日ネクとマンムーを抜いて、ゼルネレヒレ対策ザシと日ネク対策ヌオー入れれば今よりはまだマシになるかもしれない。
起点作って舞って巨獣してれば勝てそうなので剣舞巨獣確定。
補助技拒否の身代わりも準確定。
正直巨獣一本あれば戦えそうなので@1はとりあえずヌケニンで止まらない噛み砕く。
リーチ伸ばす石火でも良さそう。
フォトンさえ無ければ日ネク見れそう。
ザシがメタにコピーされても問題ない。
ただし今ルールのヌオーは腐りやすい。
ヌオーを採用している以上こちらは選出を強制されているのにも関わらず、今まで以上に腐りやすくなっているのだ。
(←腐っているヌオー)
claris-bradbury.hatenablog.com
ヌオーめちゃでかくなった。
◯構築手放すなら
ザシヌオー入れたとして、ヌオーが腐りやすいので最終10位以内には入れなさそうな気がする。
最終10位以内の順位獲ってみたいので構築手放して新しい構築作った方がいい気もしてくる。
mokemokepoke.hatenadiary.jp
序盤にこのレンタルを使用し、ラグザシ +加速できるエースが再現性、パワー共に優れていることを確信したため、軸にすることを決めた。
claris-bradbury.hatenablog.com
既存のレンタルを使用し握る軸を決めるのがいいかもしれない。
しかしあんまレンタル使ったことないからどれを使えばいいのか分からん。
自分で作った構築がしっくりくるので使い続け、結局最終1桁など到底為し得ない構築が出来上がりそう。
みんなどうやって使うレンタル決めてるのか教えてくれ〜。
【最終78位】うまヒョイ ルナヒョイ 見せオーガ【剣盾S23シングル】
初めに
考慮外の回避が強力とSMシーズン2で学んだ。
ダイマックス使用禁止である剣盾シリーズ10は回避戦法とマッチする。
とても強いポケモンを使いたいので縮小バトンを軸に選択。
だがダイマックスがないと言えども回避には明らかな弱点がある。
・吹き飛ばし
・挑発
・黒い霧
これら嫌な要素を対策するにはどうすればいいか。
結論から言うと、これらの技を持つポケモンが選出されなければいい。
これが回避戦術最大の肝、嫌な相手を攻撃的な見た目の構築で遠ざける、嫌な相手の選出さえも回避してしまうことを目指した。
選出誘導、引いては選出回避により真の回避戦術と成る。
うまヒョイS22
クレセリア@ひかりのねんど 特性:ふゆうH277(252)-Ax↓-B158(140)↑-Cx-D181(116)-S105
トリックルーム/リフレクター/ひかりのかべ/みかづきのまい
起点作り。
両壁トリル自主退場ができる超耐久ポケモン。
初手にアンカーを出して一暴れした後、クレセバック→壁トリル月光乱舞→縮小バトンというトリッキーな動きも可能。
ピクシー@オボンのみ 特性:てんねん
H200(236)-Ax-B132(212)↑-Cx-D118(60)-S58↓ ※最遅
ちいさくなる/コスモパワー/みがわり/バトンタッチ
縮小バトン役。
鋼抜群ながらもザシのA上昇を無視しながら縮小していける。
大体2回は縮小でき、2回縮小できたら試合が終わる。
アンカーは相手に合わせてよりどりみどりだが基本黒バド。
バドレックス(こくばじょうのすがた)@たべのこし 特性:じんばいったい
H177(12)-Ax↓-B102(12)-C212(212)-D123(20)-S222(252)↑
アシストパワー/ドレインキッス/わるだくみ/みがわり
アシパが凶悪過ぎる威力のためアストラルビット切りでもイケる。
スカーフか影、バンギ以外にはまず突破されることはないが、これら3つの懸念事項もなるたけ身代わりを残す立ち回りでケアする。
カプ・レヒレ@マゴのみ 特性:ミストメイカー
H177(252)-Ax↓-B136(4)-C161(252)↑-D150-S105
アシストパワー/ドレインキッス/めいそう/みがわり
カバドラン牽制枠。
ロンゲが挑発でクレセ妨害したりイカサマで黒バド倒したりしてくるため、ロンゲ入りには初手レヒレで荒らす→クレセ月光乱舞→ピク縮小バトン→レヒレで〆みたいな立ち回りする。
DDラリアット持ちにも選出。
ゴリランダー@グラスシード 特性:グラスメイカー
H193(140)-A159↑-B140(236)-Cx↓-D90-S122(132)
DDラリアット/ドレインパンチ/つるぎのまい/みがわり
カバ牽制枠。
黒バドが日ネクに弱いため日ネク入りに選出。
黒バドが日ネクに弱いって何事だ。(本構築の黒バドはアストラルビット不採用のため)
ワルビアル@フィラのみ 特性:じしんかじょう
H171(4)-A169(252)-B100-Cx↓-D90-S158(252)↑
つけあがる/じしん/ビルドアップ/みがわり
霊牽制枠。
オーガが雷を必中させてくるためオーガ入りに選出。
水技は避ける。
本構築うまヒョイ伝説でレート2000達成。
基本選出はクレセピク黒バド。
しかしクレセががロトムのトリックやボルトの挑発で機能停止してしまうことが気がかり。
構築全体を攻撃的に見せることができればこれらを避けることができるのではと考え、起点役のクレセの見直しをした。
攻撃的なアタッカーに見えることが重要であるため、禁止伝説ルナアーラを起点作りとして採用(当時のルナアーラはスカーフとパワフルメテビがTOP2の型だった)、禁伝を起点作りにするなんて思われんやろ。
黒バドが相手のスカーフに弱めという点も踏まえ、悪戯心で先制身代わりが置ける化ボルトをメインアンカーに起用。
ルナヒョイS23(〜レート2000)
ルナアーラ@ひかりのねんど 特性:ファントムガード
H243(244)-Ax↓-B133(188)-Cx-D150(76)↑-S117
前構築と比べて妨害されるケースが格段に減った。
月光乱舞と違って後続の再利用はできないものの、テレポートは低い優先度で交代できる技。
自身の体力を1でも残す限りTODの構えができ、テレポートの厨性能が光った。
ピクシー
一緒。
ボルトロス(けしんフォルム)@ 特性:いたずらごころ
H161(52)-Ax↓-B90-C171(204)-D100-S179(252)↑
ほうでん/くさむすび/わるだくみ/みがわり
上から置ける身代わりは強かった。
HAザシの上から攻撃できるよう最速。
バンギが重いためサブウェポンは気合ボールでもいいが、計算した感じだと気合ボールと結びとではバンギ倒し切るまでのターン数が1しか差がないため今回は命中安定の結びを選択。
メインウェポンは3割麻痺が強力な放電、例え上手く避けられずとも3割麻痺に助けられることはままあった。
自分に有利な運要素はできるだけたくさんあった方がいい、どれか1つは引っかかる。
一緒だがボルトがジカルデに弱いためジガルデ入りにも選出。
ロトム(ウォッシュロトム)@メトロノーム 特性:ふゆう
H126(4)-Ax↓-B127-C157(252)-D127-S151(252)↑
アシストパワー/でんげきは/わるだくみ/みがわり
カバレヒレドラン牽制枠。
ラッキー入りに選出。
悪巧みメトロノーム電撃波でちいラキをぶち抜く。
ヤドキング(ガラルのすがた)@くろいヘドロ 特性:マイペース
H201(244)-Ax↓-B128(220)-C148(36)↑-D131(4)-S51(4)
アシストパワー/パワージェム/わるだくみ/なまける
レヒレドラン牽制枠。
ヌケニン入りに選出。
パワージェムはイベルヌケニンに一貫。
本構築ルナヒョイ伝説でレート2000達成。
基本選出はルナピク化ボルト。
しかしシーズン終了までまだ時間があったため改善点を考えた。
全体的に攻撃的な見た目の構築に仕上げたが未だに選出された挑発ポケモンがいた、ヒードランだ。
黒バドもルナアーラも特殊アタッカーに見えるのでHD挑発ドランがわんさか選出された。
ドランに当たらなければ勝ちでドランに当たれば負けのマッチングおみくじ状態だったので、ドランに当たらない方法を考えた。
絶対にドランが出てこないような選出圧力を持つポケモン、カイオーガを起用することに決めた。
しかしカイオーガはメインアンカーにするにはボルトロスの器用さには及ばない。
なのでカイオーガはサブのアンカーとし、基本的に見せポケカイオーガとしての起用となった。
見せオーガS23(レート2000〜)
一緒。
ピクシー
一緒。
一緒。
カイオーガ@マゴのみ 特性:あめふらし
H175-Ax↓-B111(4)-C202(252)-D160-S156(252)↑
ねっとう/れいとうビーム/めいそう/みがわり
最終日に急遽起用、調整考える暇がなかったためCSぶっぱ。
ベンチから睨みをきかせるのが最大の仕事。
日シリ2016では大谷翔平がネクストバッターズサークルで素振りをするだけで6打点を得た「見せ大谷」という戦術があったが、見せ大谷よろしく「見せオーガ」としてチームを勝利に導いてくれた。
レヒレの代わりなのでジガルデかDDラリアット持ちと当たったらオーガ選出。
一緒。
一緒。
本構築見せオーガで潜った結果、両ROM最終2桁の成績を修めることに成功した。
基本選出はクレセピク化ボルト。
試行錯誤により構築というものは形を変え続ける。
その過程では構築のパーツとなる様々なポケモンが生まれては消えていった。
構築からは離れていってしまったポケモン達だが、彼らがいなければ構築が完成することもなかった。
共に戦った仲間達を備忘録として最後に記す。
備忘録
C種族値154の圧力で起点を作る。
麻痺で相手のS下がってもトリル下でピクが上から動けることが多い。
悪戯心分身が凶悪。
万能傘を持たせてオーガ対策。
万能傘は雷避けにも光合成回復量確保にも役に立つ万能アイテム。
万能傘を持たせてオーガ対策。
プレシャスの配布個体に万能傘を持たせるという贅沢な采配。
雷無効のため万能傘を持たせずともオーガ対策となる。
ここまでで一番まともそうなポケモン。
コスモパワー2回で身代わりが雷を耐えるため万能傘を持たせずともオーガ対策となる。
聖剣辻斬りはジガルデヌケニンを滅殺する。
オーガ対策ではなくジガルデヌケニン対策。
とぐろ6積みジガルデを吹き飛ばす様は爽快。
ジガルデヌケニン対策で持ち物はレッドカード。
とぐろ6積みジガルデをレッドカードで吹き飛ばす様は爽快。
ジガルデヌケニン対策ではなく受けル見る枠。
剣舞と嫌な音で全てを貫く破壊神。
受けル見る枠。
ロトムの電撃波もそうだが、小さくなるに文句を言うだけで対策って気にはなれないのでのしかかり採用。
いかがだったろうか。
どのポケモンも高すぎる暴れ馬のようなポテンシャルを持つ故に筆者には使いこなせなかったが、この記事の読者が最終1位を獲る糧となることを確信している。